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備蓄水の必要量と負担の少ない確保の方法

備蓄の水

被災生活では水の確保が課題

2016年4月14日の夜から数日間にわたり九州の熊本県を中心に強い地震が発生しました。熊本とその隣の大分で多くの方が被災し、避難生活を余儀なくされています。

現地を取材するTVをはじめとしたマスコミなどから入手できる情報によると最も足りなくて困るのは水であるという声が多く聞かれました。被災者へのインタビューで今一番ほしいものは何ですか?という問いに対して「水がほしい」との回答が多くありました。

この地震発生後熊本県内で約8万5千世帯が断水し、給水車などによる給水が行われましたが需要量にはとても追いつかず、給水を待つ方が長蛇の列を作りました。

普段何気なく使っている水が手に入らなくなるとこんなにも不自由するのかと驚きます。蛇口をひねれば出てくるのが当たり前と思っていますがありがたみを再認識するべきかと思います。

水を備蓄すべし

あなたは日常生活の中で災害時用の備蓄をしていますか?

そして備蓄すべきものは何でしょうか?

一般的には乾パンなどの食料やラジオ、懐中電灯、乾電池など様々なものが必要とされていますがまず命を守るものとして水は非常に大切です。体重の約5~6%程度の水分を失っただけでめまいなどの脱水症状が出てきます。

人間は水を飲まなくては死んでしまいます。空腹は数日程度なら我慢できても渇きは我慢できません。災害発生時に必要となる物資は飲み水です。

備蓄を全くしていないという方はまずはお水から、備蓄をしているという方もお水の量が足りているかを確認しましょう。最低でも3日分は置いておくべきです。1日分は約2リットルとすると家族の人数×6リットルとなります。この3日分の根拠はライフラインの復旧や給水車が来るまでには3日は見ておくべきというところに基づいています。

被災生活の時期によって必要なものは変わる

2011年3月に発生した東日本大震災はまだ記憶に新しく復興はまだなっていません。

そして今回の熊本での地震が発生しました。日本は本当に「地震の国」だと痛感します。

被災者への救援物資などを送る際に必要とされるものを尋ねたところ、避難生活の長さや時期によってその答えは変わっています。

  • 被災直後は食料、水や情報が必要とされます。(季節によっては毛布など)
  • 避難生活が数週間以上続くとおむつや女性用の生理用品などの衛生用品が多く必要になります。この頃になると避難所内で衛生環境の悪化による感染症の蔓延などの問題が発生しやすくなります。
  • 長期化する場合は住居や仕事が必要になります。

先ほども触れた一般的に備蓄すべしとされているものは被災直後の状況で必要とされるものばかりです。食料、水、情報(ラジオなど)まずは被災直後の混乱した状態から身を守るための備えが「備蓄」と言えるわけです。

必要な備蓄水の量

備蓄をすべきお水はどのくらいでしょうか。先ほど触れた家族の人数×6リットルは飲み水だけでこれくらい必要です。

飲み水以外で、普段の生活でどのくらいお水を使っているか考えてみましょう。炊事、洗濯、食器洗い、お風呂、洗顔、手洗い、歯磨き、トイレの水洗。ざっと考えただけでもこれだけあります。これらすべてを備蓄で賄うとしたらかなりの量ですね。

日常生活に使うお水を全て備蓄するとなると負担が大きすぎて非現実的なので軽減する方法を考えてみましょう。

例えば備蓄する食糧におかゆのように水分の多い食料を多めに入れておけば食事しながら水分補給ができます。摂取すべき水分は飲むだけでなく食品に含まれる水分からもとることができるので非常に有効です。

サランラップを食器にかけて使えば毎回洗う必要はありません。洗顔や手洗いなどは水を使わずにウェットティッシュを使用し、歯磨きは液体歯磨きを使うなど。ただし、衛生状態の悪化は感染症のリスクが高まるので過度の節約は禁物です。おふろの残り湯を使うなどの対策が重要になってきます。

水洗トイレもかなりお水を使用しています。これにもおふろの残り湯を使うか、ポリタンクに水を汲んでトイレに置いておいてもいいと思います。

このようにお水以外のものを活用して備蓄水の必要量を減らす工夫はできます。お水の代用品に利用できるものも防災用品に加えましょう。

ミネラルウォーターなどで備蓄水を用意する場合は賞味期限が過ぎても捨てずにとっておきましょう。飲み水としては使えなくても衛生用としては使えます。

備蓄水の必要量の目安は家族の人数×6リットルと生活用水(風呂の残り湯など)ということになります。

水の備蓄を負担なくする方法(ローリングストック法)

お水の備蓄を負担が少なくするための方法の一つとしてウォーターサーバーの家庭での設置をおすすめします。

近年、ウォーターサーバーが家庭での普及が急速に進んでいます。そのきっかけは東日本大震災です。

東日本大震災、その直後に発生した東京電力の原発事故が最も大きなきっかけとなりました。

水道水から放射性物質が検出されるなど大変な騒ぎとなりました。東京都内では災害備蓄用のペットボトルの水を赤ちゃんがいる家庭に無料配布するなどの緊急対応が行われました。

もう水道水は飲めないのではないか、そういった不安から家庭用ウォーターサーバーが一気に普及しました。

また、このウォーターサーバーにはお水の備蓄ができるという側面もあります。

その方法は簡単です。多めに注文して家に在庫を作ればいいのです。そして古いものから使っていく。家には常にいくつかのお水のボトルが置いてある状態をキープします。この方法ならお金がかかるのも最初に多く注文した時だけです。それ以降は使った分だけを注文すればいいので負担はありません。

このような備蓄の方法を「ローリングストック法」と言います。ローリングストック法は日常的に使っている物で行うことが最も負担を軽減できる方法です。

ウォーターサーバーのお水は大半が賞味期限が半年程度はあります。無添加の天然水の場合はこれよりも短いものもありますが、それでも数か月はあります。これなら賞味期限切れになって無駄にすることも普通に使っていればほぼありません。

この方法で水を備蓄する場合はワンウェイボトル、つまりは使い捨てボトルがおすすめです。理由は返す必要がないからです。要返却のリターナブルボトルの場合は長期間返さないと弁償などの規約があるので備蓄には向きません。リターナブル方式で備蓄をする場合は担当者と相談してからにしましょう。

難点を挙げるとすればウォーターサーバーのボトルは12リットル入りが主流なので重いです。緊急時の避難に持ち歩くには厳しいです。家に戻ることができれば使える、としておきましょう。これの対策としては軽量パックを採用しているウォーターサーバーがあります。ボトルではなくビニールのパックに水が入っています。これなら6~7リットル前後なので女性でも扱いやすいです。

うちでも使っているプレミアムウォーターであれば電源コードを抜いた状態、停電時でもお水が出せます(検証済み)。ウォーターサーバーの選び方の一つに電源なしで水が出せるかも判断材料に加えましょう。

このページのまとめ

このページでは災害発生後の避難生活でのお水の重要さをお伝えし、備蓄をおすすめしています。その方法としてウォーターサーバーの設置をご紹介しました。検討される方は下のリンクから関連ページも読んでください。

また、備蓄をするとともに住んでいるエリアの給水個所もチェックしておきましょう。例えば近所に水道局の施設(ポンプ所や浄水所など)があれば覚えておきましょう。このような施設で給水をしてくれます。これを利用するために防災備蓄にはポリタンクもおすすめしています。

マンションにお住まいの方はマンション内の給水方式を調べておきましょう。タンクによる貯水なのか、ポンプには非常用電源があるのか、など。

災害発生に備えた備蓄の方法としてウォーターサーバーのお水を利用したローリングストック法をお伝えしました。

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